Vol.183
制
作
キーワード: Copyright 著作権 無断転載抑止
©Copyright(コピーライト)ってなんだろう?
「Copyright」や「©」という記載を見かけたことはありませんか?
見かけたことはあるけど、意味はよくわからないかも…。
そんなあなたへ、今回はCopyrightの意味や、記載方法について紹介します。
「Copyright」とは?
「Copyright」とは、「著作権」のことです。
「著作権」は知的財産権の一つで、作品を創った人(企業なども含む)に与えられる権利です。
また、作品がどのように使われるかを決めることができる権利です。
ちなみに、広告業界の「コピーライター」は英語だと「Copywriter」で、スペルも意味も異なります。
「Copyright」とは、「著作権」のことです。
「著作権」は知的財産権の一つで、作品を創った人(企業なども含む)に与えられる権利です。
また、作品がどのように使われるかを決めることができる権利です。
ちなみに、広告業界の「コピーライター」は英語だと「Copywriter」で、スペルも意味も異なります。
Copyright表記は絶対必要なの?
著作権法上、日本ではCopyrightの表記は必須ではありません。
日本が加盟している著作権に関する条約は、以下の2つです。
• ベルヌ条約:無方式主義=作品を創作した時点で自動的に著作権が発生するので、著作物の登録やCopyrightの表記は不要。
• 万国著作権条約:方式主義=著作権に対し、著作物の登録やCopyrightの表記が必要。
ベルヌ条約と万国著作権条約の両方に加盟している場合は、ベルヌ条約が優先されます。
そのため日本においては、著作権の登録も不要で、Copyrightの表記も必須ではありません。
Copyrightを表記するメリットとは?
では、なぜ表記されているケースが多いのでしょうか。実は、次のようなメリットがあります。
1. 著作権所有者の明確化:Copyrightの表記には、著作権所有者の個人名や企業名が記載されるので、誰の権利なのかが明示できます。
2. 無断転載抑止:無断コピーや無断転載を防ぐことができると考えられています。
3. 発行年の明示:年号を記載することで、いつから著作権が発生しているかが明示できます。
また、著作物が日本国外で公開される可能性がある場合は、日本の法律では保護されないので、トラブル防止のためにCopyright表示をしておく方が確実です。
Copyrightの書き方について
最後に、Copyrightの書き方について紹介します。
Copyrightを記載する際に必要な要素は以下の3つです。
1. ©(Copyrightマーク)もしくは「Copyright」
2. 著作物の最初の発行年
3. 著作権所有者名(企業名)
例:©2023.企業名
©Copyrightってなんだろう?の疑問に対して、少しはお役にたてましたでしょうか。
Copyrightの背景やメリットを踏まえてご活用ください。