Vol.115
印
刷
キーワード: 中綴じ アイレット綴じ 糊綴じ 糸綴じ
- 一口に中綴じと言っても、綴じ方も針金もイロイロです。
- カタログやパンフレット、雑誌などでよく見かける製本方法、中綴じ。
一般的な製本方法なだけに、バリエーションもさまざまです。
今回は、この中綴じの種類や利用する針金についてご紹介していきます。
製本にもいろいろな方法があります。
今回紹介する中綴じは、重ねた用紙を二つ折りにし、折り目の中央部分を針金で止めた形状の製本です。
ノドまでしっかりページを開くことができますが、ページ数が多いものには不向きです。
製本にもいろいろな方法があります。
今回紹介する中綴じは、重ねた用紙を二つ折りにし、折り目の中央部分を針金で止めた形状の製本です。
ノドまでしっかりページを開くことができますが、ページ数が多いものには不向きです。
本を綴じた針金が、背の部分からCの形に飛び出した製本方法。そのまま2穴ファイルに綴じることができます。
本にパンチ穴をあける必要がないので、ノドの部分の文字や絵柄が欠ける心配がありません。
また飛び出した針金部分は、壁掛け用のフックとして利用できることから、カレンダー等にも利用されます。
針金を使わず、糊を使って綴じる方法です。不用意に針金の先端部分に触れてケガをする恐れがなく安全。
分別時にも針金を外す必要がなく、環境に優しい綴じ方だと言えるでしょう。
本の内側から背に向かって針金を打ち、表紙をくるむことで針金の先端を隠す綴じ方です。
針金の先端が開いてページが抜けることがなく、また針金先端に触れてケガをすることもありません。
針金を使わずに、糸で綴じて仕上げる方法です。背の天地全体を綴じるので比較的強度があります。
和風テイストの本に適しており、糸色の選択も可能です。