Vol.196
制
作
キーワード: VR XR メタバース
360°動画制作のご提案
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前回は「ドローン撮影について」をご紹介しました。
今回は、さらに進化した映像表現として注目を集めている「360°動画」について、その魅力と活用方法、そして将来性をお伝えします。
なぜ今、360°動画なのか?
360°動画は、視聴者が自由に視点を動かせる没入感のある映像表現です。
従来の定点撮影では伝えきれなかった空間の全体像を、臨場感たっぷりに表現できます。
例えば、広大な工場施設を紹介する場合、一般的な動画では複数のカットを繋ぎ合わせる必要がありましたが、
360°動画では視聴者が自由に見たい場所を見られるため、空間の把握が格段に容易になります。
さらに、VRやXRデバイスの急速な進化により、その活用可能性は今後ますます広がっていきます。
360°動画は、視聴者が自由に視点を動かせる没入感のある映像表現です。
従来の定点撮影では伝えきれなかった空間の全体像を、臨場感たっぷりに表現できます。
例えば、広大な工場施設を紹介する場合、一般的な動画では複数のカットを繋ぎ合わせる必要がありましたが、
360°動画では視聴者が自由に見たい場所を見られるため、空間の把握が格段に容易になります。
さらに、VRやXRデバイスの急速な進化により、その活用可能性は今後ますます広がっていきます。
360°動画の活用場所と再生方法
1. 現在の活用方法
Webサイトでの活用は、企業紹介や施設案内に革新的な変化をもたらしています。
訪問前に施設の全体像を把握できることで、お客様の理解度が大きく向上します。
デジタルサイネージでの展開では、展示会やイベントで足を止めてもらうきっかけとなり、
商談機会の創出にも効果を発揮します。
さらに、SNSでの活用では、従来の動画と比べて高い視聴継続率が期待できます。
2. 視聴方法の多様性
現代のデジタルデバイスは、それぞれの特性を活かした360°動画の視聴が可能です。
スマートフォンでは、まるでその場にいるかのように端末を動かすことで周囲を見回すことができます。
PCではマウス操作で視点を自由に変更でき、じっくりと細部まで確認することが可能です。
VRゴーグルを使用すれば、まさにその場にいるような圧倒的な没入感を体験できます。
3. 将来を見据えた展開
技術の進化は留まることを知りません。
次世代のVR/XRデバイスでは、360°動画内を自由に歩き回れるような機能の実装も期待されています。
メタバース空間での活用も視野に入れることで、リアルとバーチャルを融合した新しいビジネス展開が可能になるでしょう。
デジタルアーカイブとしての価値
建築や製造の現場では、工事の進捗状況や製造ラインの様子を360°動画で記録することで、従来では見落としていた
重要な詳細まで保存できるようになりました。これは単なる記録以上の価値があります。
例えば、熟練工の技術継承において、従来の動画では捉えきれなかった作業環境全体の把握が可能になり、
より効果的な技術伝承を実現できます。
また、文化財のデジタルアーカイブとしても、その価値は計り知れません。
災害や経年劣化による損失のリスクに備え、文化財の完全な状態を360°で記録することで、
後世への確実な伝承が可能になります。
撮影に適したシーンと実践的なアプローチ
工場や生産ラインの記録では、一連の製造工程を途切れることなく360°で撮影することで、
作業者の動線や安全確認ポイントまで、すべてを漏れなく記録できます。
建築現場では、施工段階ごとの360°記録により、図面では表現しきれない現場の状況を完全に保存。
後々の参照資料として非常に重要な価値を持ちます。
教育・研修分野では、360°動画による仮想体験が、座学では得られない実践的な学びを提供します。
例えば、危険を伴う作業の安全教育では、実際の現場と同じ視点で状況を確認できるため、より実践的な研修が可能になります。
撮影時の注意点
360°動画を撮影するにあたり、撮影環境の整備が重要です。
撮影時には気にならない物でも、動画として確認したときに気になる箇所が出てくる可能性があります。
工場やオフィスなどの撮影の場合は、事前の整理整頓や現場の方への事前の告知を行うとスムーズな撮影ができます。
また、360°カメラは文字通りすべての方向を撮影するため、撮影スタッフの映り込みにも細心の注意が必要です。
カメラの設置位置は、視聴者が違和感なく空間を把握できる高さを選択し、
安定した映像を確保するため三脚等でしっかりと固定しましょう。
三脚での固定を推奨しますが、手持ち撮影などを行う際は手ブレが映像酔いの原因となるので、
激しい動きを行わないよう注意してください。
当社の360°動画制作サービス
セザックスは、お客様のご予算や目的に応じて、最適な撮影機材を選定いたします。
現在の活用はもちろん、将来的なデジタルアーカイブとしての価値も考慮した撮影プランをご提案。
企画立案から撮影、編集まで、プロフェッショナルなチームが一貫してサポートいたします。
技術の進化を見据えた360°映像は、単なる記録にとどまらない、将来への投資となります。
展示会での活用、技術継承、文化的価値の保存など、様々な用途に応じた最適なソリューションをご提供できます。
ご興味をお持ちの方は、弊社担当営業までお気軽にご相談ください。