Vol.81
制
作
キーワード: InDesign
- 美しく、読みやすい日本語組版に欠かせないソフト、InDesign。
- DTP業界の三種の神器といえば、Illustrator、PhotoshopそしてQuarkXPressでした。
しかし今やQuarkXPressに代わってInDesignが台頭。新しいスタンダードが作られつつあります。
そこで今回は、InDesignについてご紹介します。
(※この記事は作成された当時の文章をそのまま掲載しております。)
ここ最近DTPアプリケーションのなかでInDesignという言葉を耳にすることが多いと思いませんか。
InDesignとは、アドビシステムズ社のソフトウェア製品。
おもに印刷物の制作をするための、ページレイアウトに特化したアプリケーションです。
(※この記事は作成された当時の文章をそのまま掲載しております。)
ここ最近DTPアプリケーションのなかでInDesignという言葉を耳にすることが多いと思いませんか。
InDesignとは、アドビシステムズ社のソフトウェア製品。
おもに印刷物の制作をするための、ページレイアウトに特化したアプリケーションです。
一般的に、アドビシステムズ社は、Adobe PageMakerというDTPソフトを1986年より販売していました。
しかし、1989年に販売を開始したQuark社のQuarkXPressがDTP業界における事実上のスタンダードを獲得。
アドビシステムズ社は、この牙城を崩すことができませんでした。
こうした状況を打開するため、またPageMakerでは対応しきれないニーズに応えるため、
自社製品のドロー系グラフィックアプリケーションであるAdobe Illustratorや画像編集アプリケーションであるAdobe Photoshopとの、
強力な連携性を持つInDesignを新たに開発。市場に投入しました。
ライバルであるQuarkXPressのMac OS X対応が遅れる中、Mac OS XおよびOpenTypeフォントに完全対応し、
高度な組版能力とデザインの自由度を兼ね備えたInDesignは、大いに話題となり、一定のシェアを獲得しました。
さらに現在のInDesign CS3で事実上の標準の地位を着々と築きつつあります。
InDesignが増えている理由
なぜ、InDesignが増えているのでしょうか?
まず挙げられる一番大きな理由としては、ライバルの出遅れです。
OS X以前は、Quark社のQuarkXPressのシェアを奪うことができませんでした。
そこで、新しいOS X環境に対応したInDesignをいち早く投入。
Quark社のQuarkXPressは、開発の遅れと機能面や操作性でInDesignに大きく水を開けられてしまい、
ほとんどのユーザーがInDesignに乗り換えています。
市場におけるInDesignの動向
Q1. メインで使用しているページレイアウトソフトは?
Q2. アドビCS3を導入する予定は?
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