Vol.91
印
刷
キーワード: 上製本 並製本 ハードカバー ソフトカバー
- 上製本か、並製本か。製本の違いで印象が大きく変わります。
- PDFを利用した校正。徐々に実践される企業が増えてきました。
物理的な距離が離れていてもすぐに確認ができることを始め、そのメリットは計り知れません。
今回は印刷業界でも進みつつあるPDF校正についてご紹介します。
製本には、上製本と並製本の2種類があります。
パンフレットやカタログ、雑誌などによく使われるのが並製本。
目にする機会の多い簡略な方法です。
一方、中身を糸でしっかりと綴じ、別仕立ての厚い表紙でくるむのが上製本。
ひとまわり大きく、固い表紙が中身をしっかりと保護します。
製本には、上製本と並製本の2種類があります。
パンフレットやカタログ、雑誌などによく使われるのが並製本。
目にする機会の多い簡略な方法です。
一方、中身を糸でしっかりと綴じ、別仕立ての厚い表紙でくるむのが上製本。
ひとまわり大きく、固い表紙が中身をしっかりと保護します。
表紙と中身の寸法の差を「チリ」と言い、これは上製本ならではの特徴です。
上製本はハードカバーとも呼ばれ、作りが丈夫なので長期保存に最適。
布や革を表紙の素材として利用することもあり、高級感があります。
本体の仕立てによって、背の形が丸い「丸背」、角張った「角背」に分類され、外観を立派にしたい場合に有効です。
主に小説や絵本、記念誌、写真集などに利用されます。
並製本はソフトカバーとも呼ばれ、上製本と比べて簡易な作りの反面、コストを抑えられるのが大きなメリットです。
背の綴じ方によって「中綴じ」「無線綴じ」「平綴じ」などに分類されます。
上製本と並製本、どちらにも一長一短があります。
イメージに合った本を作るためにも、それぞれの特徴を知ることが重要です。
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