Vol.68
印
刷
キーワード: 印刷用語
- 印刷物の制作には不可欠です。知っておきたい、印刷用語。
- 知っているようで、知らない。聞いたことあるけど、わからない。
印刷業界には、不思議な言葉がいっぱいあります。
今回は、印刷・製本における用語をいくつかご紹介します。
【間紙(かんし)・合紙 (あいがみ、あいし)】※1
印刷・製本の際、印刷紙や刷り本の間に入れる紙。
この作業を間紙入れという。枚数の目安や、裏写り、汚れ除けなどに使用される。
(↑間紙(かんし)・合紙 (あいがみ、あいし))
【間紙(かんし)・合紙 (あいがみ、あいし)】※1
印刷・製本の際、印刷紙や刷り本の間に入れる紙。
この作業を間紙入れという。枚数の目安や、裏写り、汚れ除けなどに使用される。
(↑間紙(かんし)・合紙 (あいがみ、あいし))
【員数(いんずう)】
数を数えるという意味。
【AB判】
週刊誌などに多い書籍の判。左右がA4、天地がB5の大きさとなる210mm×257mm。
【隠しノンブル】
ノンブルとは、ページ番号のこと。
ページ数には数えられるが、中扉や目次など、数字を印刷しないノンブルのことを隠しノンブルという。
【合本(がっぽん)】
出版された書籍や雑誌などを数冊とりまとめて1冊にする製本方法をいう。一般的には厚表紙が使われ上製本仕立てとなる。
【化粧断ち】
印刷物や本の中身を仕上げ寸法通りに断裁すること。
【結束(けっそく)】
簡易包装や完全包装しない雑誌類を、30cm程度の高さにまとめて紐等で結わえること。
【ノーカーボン(ノンカーボン)】
カーボン紙を用いずに筆圧・印圧等により複写のとれる帳票類の用紙。感圧複写紙ともいう。
【減感(げんかん)】
ノーカーボン紙の発色防止のために無色透明の耐減感インキを使用して印刷し、不必要な発色をとめる。
【合紙(ごうし)】
2枚以上の紙を合わせること。印刷した紙を板紙と貼り合わせて厚みや強度をもたせる。絵本製本に合紙絵本がある。
【スピーン】
しおりひも(文庫本や上製本の天についている布製のひものこと)
【スリップ※2】
書籍販売で使う売上げカードのこと。
(↑スリップ)
【装丁(そうてい)】
表装材料をはじめ、表紙のデザイン・カバー・見返し・扉・小口・箱などに意匠を凝らし書物の体裁を整えることなど、本を美しく装う全ての行為をいう。
【タブロイド(タブロイド判)】
A4、B4判程度の大きさの新聞。一般誌、スポーツ新聞等の大きさはブランケット判。
【束(ツカ)】
表紙を除いた本の中身の厚さ。
【共紙(ともがみ)】
表紙と本文を同質の紙で作ることをいう。パンフレット類に多く見られる。
【ドンコ穴 ※3】
ルーズリーフ、伝票等をバインダーにとじるために開ける穴。
角・丸型がある。規格が定められている。
(↑ドンコ穴)
【投げ込み】
完成した本にカードやアンケート用紙等をはさみこむこと。
【抜き刷り】
定期誌・学術書・書籍などの中から必要な箇所を抜き出して、必要に応じて印刷・製本すること。
【ブックレット】
書籍の体裁をとっている小冊子。共紙の表紙が普通。
【マーブル巻き】
伝票・便箋・メモ帳等の背巻き。
PDF版はこちら