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キーワード: マイクロインタラクション ストーリーテリング
2025年注目のWEBサイトデザイン5選:最新トレンドと取り入れたい要素
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2025年ももう3月、日差しが暖かくなってきました。
WEBサイトデザインも毎年新しいトレンドが生まれ、常に変化していますが、
今年特に目立っている傾向を、自分が普段チェックしているサイトの具体例を交えながら紹介したいと思います。
1. マイクロインタラクションを自然に取り入れる
最近よく見かけるのは、ちょっとしたボタンの動きやフォーム入力時の反応が気持ちいいサイト。
たとえばZOZOTOWN(SPサイト)では、商品をカートに入れた瞬間の小さなアニメーションが、
「ちゃんと追加された!」とユーザーを安心させてくれます。
派手さはないけれど、こういった小さな配慮が使いやすさに直結しているんですよね。


1. マイクロインタラクションを自然に取り入れる
最近よく見かけるのは、ちょっとしたボタンの動きやフォーム入力時の反応が気持ちいいサイト。
たとえばZOZOTOWN(SPサイト)では、商品をカートに入れた瞬間の小さなアニメーションが、「ちゃんと追加された!」とユーザーを安心させてくれます。
派手さはないけれど、こういった小さな配慮が使いやすさに直結しているんですよね。
2. パーソナライズされたコンテンツ
AmazonやNetflixの影響で個人に合わせたUIはもはや当然となりつつあります。
最近では小規模サイトにもその傾向が広がりつつあります。
自分がよく使うnote(https://note.com/)でも、読んだ記事に関連したおすすめコンテンツが表示されていて、
実際についクリックしてしまうことが増えました。ユーザーとしては嬉しい機能です。
3. 軽量化された3Dとフラットデザインの融合
正直、3Dは重いからと敬遠していた時期もあります。
でも、最近Appleの製品ページ(https://www.apple.com/jp/ipad-air/)を見て
「このレベルまで軽くてスムーズなのか!」と驚きました。
WebGLや画像最適化のおかげでスマホでも全然重くない。
部分的な3Dの取り入れ方が上手なサイトが今年さらに増えそうです。
4. ストーリーテリング型デザインで引き込む
商品の機能を羅列するだけじゃなく、使う人の体験をストーリーとして語るサイトが好まれるようになっています。
特に印象的なのが、ソニーの新しいイヤホンのサイト(https://www.sony.jp/headphone/special/LinkBuds_Fit/)。
スクロールするたびに、実際の利用シーンや背景が自然に浮かんできて、つい最後まで見てしまいました。
物語形式だと記憶にも残りやすいと思います。
5. 動と静のメリハリ
全てが動いていると正直疲れます・・・。だから、静かな要素と動きを適度に混ぜてメリハリをつけることが重要だと考えます。
例えば、自分がよく見るアウトドアブランドのSnow Peak(https://www.snowpeak.co.jp/)では、トップページの背景は静かで落ち着いた写真を使いながら、CTAだけさりげなく動くことで視線を誘導しており、バランスが絶妙だと感じました。
WEBサイトデザインで注意すべきポイント
実務でよく意識するポイントをまとめてみました。
- サイトの軽さ:
読み込み速度が遅いと離脱率が上がるため、重い要素は必ず最適化します。
どんなに美しいデザインでも、読み込みが遅いサイトはユーザーに敬遠されてしまいます。
Googleの調査によると、読み込み時間が3秒を超えるとユーザーの53%が離脱するというデータもあるんです!
特に2025年は3D要素やリッチなアニメーションが増えていますが、その分最適化がさらに重要になっています。 - アクセシビリティ:
2025年は特にウェブアクセシビリティへの意識が高まっています。
単に「見やすい」だけでなく、「誰もが使える」サイト作りが当たり前になってきました。
カラーコントラストは4.5:1以上を基本とし、フォントサイズは最小でも16pxから、というのが今のスタンダードです。
さらに重要なのが、キーボードのみでの操作対応です。
マウスやタッチスクリーンを使えない方でも、Tabキーやショートカットキーで全ての機能にアクセスできるよう設計することが必須です。 - ブランドの個性維持:
トレンドを取り入れることは大切ですが、自社やクライアントのブランドアイデンティティとの一貫性はもっと大切です。
2025年は特に「個性的なサイト」が増えていて、どのサイトも似たようなデザインになりがちだった数年前とは違う傾向になっています。 - ユーザー体験重視:
「かっこいいデザイン」より「使いやすいデザイン」が重要なのは間違いありませんが、
2025年はさらに一歩進んで「データに基づいたデザイン改善」が主流になっています。
実際のユーザーテストやアクセス解析を通じて、本当にユーザーが使いやすいデザインかを常に見直します。 - モバイルファースト:
2025年、日本国内のWEBアクセスの80%以上がスマートフォン経由というデータも出ています。
もはや「モバイルファースト」は当たり前で、一部のサービスでは「モバイルオンリー」のデザインアプローチも増えてきました。
最後に
WEBサイトデザインは毎年変化しますが、2025年は特に「自然な動き」と「ユーザー体験」を重視したデザインが増えそうです。
ただトレンドを取り入れるだけでなく、自社サイトのユーザーにとって本当に必要な要素を見極めて、実践していくのが一番重要だと思っています。
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